小久保 菜々

乗務員を1年間経験した後、新卒採用担当になりました。担当になったばかりの時は、自分の中の「人事とはこうあるべき」という像に捕らわれ、なかなか学生さんとの距離を縮められませんでした。私の上司はよく、「採用は生きざまだ」と言います。かしこまらず、私の人間らしい部分、悩んだり迷ったり大変なことを話してみると、自然と学生さんも心を開いてくれるようになったのです。今では働くとは何か、生きるとは何か、ということにまで話が広がることも。「小久保さんと話してよかったです。人生の節目になりました。」と言って頂けた時は嬉しかったですね。
乗務員から新卒採用担当に異動し、仕事の進め方がガラッと変わりました。「タクシーの移動」も転換期を迎え、業界自体も変わっていく。私はこの「分からなさ」が嫌いじゃないんです。新卒採用担当を経て、新規事業に携わる先輩や、グループ会社の責任者になった先輩もいます。本当にチャンスが多い。様々な働き方、モチベーション、性格、スタンスの方が働いていて、みんな個性が強いのにみんながお互いを尊重している。どんな人にも合う会社だと思っています。それを一緒に見つけていけるところが、新卒採用担当の良いところだと思っています。これから接する学生の皆さんが、どんな新しい環境に行っても、背伸びしたり飾ったりせず、ありのままの自分で活躍できるような場所や働き方を見つけるお手伝いが出来るよう、これからも真剣に向き合っていきたいと思います。