「若さを武器に、
タクシードライバーとしての一歩を。」
漆原 悠太 Yuta Urushibara
元求人メディア営業
CATEGORY : 働き方
更新日 : 2020.03.18残業、休日出勤も当たり前だった 前職での営業時代。
前職は求人情報を扱うメディアで営業をしていました。半歩合制でそれなりにやりがいを感じていたものの、残業時間の長さがネック。休日であっても取引先から呼び出されたり、自宅にパソコンを持ち帰って仕事をすることも日常茶飯事で、自分の時間を持てないことに悩みを抱えていました。仕事柄、タクシードライバーが時間を比較的自由に使える職種であることは知っていました。また、転職をするにしても固定給で稼ぐような仕事に興味の持てなかった僕には、タクシードライバーの給与体系は、とても魅力的です。まったくの未経験であったものの、自分には若さという武器があるんだという思いを胸に、新しい人生をスタートさせることにしました。
目覚まし時計から解放された今、 本当の幸せを実感しています。
今、一番幸せに感じているのは、やはり自分の時間を大切にできることです。僕が担当しているのは遅番という勤務シフト。目覚まし時計に叩き起こされる生活から解放されることが、これほど気持ちのいいこととは思いもしませんでした。それに休日に会社から呼び出されるようなこともありません。オンとオフのメリハリをつけら
れる毎日が、本当に楽しいですね。また、プライベートでは彼女と一緒に過ごす時間が、何よりもかけがえのないものになっています。土曜日が勤務明け、日曜日が公休というサイクルで働いているので予定が立てやすく、いろいろなところに出かけて思い出をつくっています。
将来、どんな選択をしても、タクシードライバーの経験が生きるはず。
仕事面では班長として新人ドライバーへの教育や営業所の事務サポート、各種講習の講師などを担当させてもらっています。まだ入社ししてそれほどキャリアが長いわけでもない僕に期待をして、責任あるポジションを与えてくれた上司には感謝をしています。これからの目標は……、まだ決めることができていません。選択肢としては、このまま班長、統括班長などを務め、現場のトップへとステップアップしていくのか。それとも本社スタッフへとジョブチェンジするのか。あるいは、個人タクシーとして独立するのか。どのような選択をするにしても、今行なっているタクシードライバーとしてのすべての業務が活きてくるはず。プライベートも充実させながら、一生懸命に取り組んでいきたいと考えています。
人間関係のいい営業所。
ストレスを持ち越すことはありません。
僕が配属されている赤羽営業所はとにかく人間関係がいいことが魅力です。班長の中では僕が一番の年下ですが、年齢の壁をつくらず、誰もが気さくにコミュニケーションを図ってくれています。ここの営業所に勤めていて、人間関係がギクシャクしたというような話題は、一切耳にしたことがありませんよ。もちろん、タクシードライバーは接客業でもあるので、乗務中にストレスを感じることはあります。
しかし、営業所に戻れば明るく話して、気分を変えられる。嫌な思いを次の日に持ち越さず、とても前向きに働くことができています。